新型コロナウイルスの影響で、会社の業績が悪化し、ボーナスの支給額が下がったという人は多いだろう。実際にキャリコネ読者からは「80万円。前年比マイナス30万円」(その他/年収750万円)というように、相当な減額に見舞われた人もいる。
会社に入ってくるキャッシュが減少する以上、給与として還元されないのは仕方のないことだが、できれば満額ほしいのが本音だろう。
今回は、コロナの影響でボーナスを減額された人、あるいは支給されなかった人の声を紹介する。(文:林加奈)
夏のボーナス、2割~半減の人多数「売上が下がったので仕方ない」
夏のボーナスが減少した割合や金額について、
「60万円。前年の夏と比べて2割近く減少した」(マスコミ系/20代男性/年収450万円)
「55万円。10万円くらい減った」(サービス系/40代男性/年収500万円)
などの声が寄せられている。
医療従事者である40代女性は、ボーナスは例年の半額程度になったというが、「普段よりも仕事内容は増えたのに、病院全体の売り上げが減ったので仕方がない」(ボーナス支給額20万円/年収450万円)と分析している。
「経営陣はなんでもコロナのせいにしてできるだけ出したがらない」
なかには残念ながら、ボーナスの支給を受けられない人もいた。不動産・建設系の会社に勤める50代の男性は、まだボーナスの支給を受けていないが、「たぶん今年はボーナスなしだと思う」と予測している。
「例年ボーナスの金額は小遣い程度。今年はコロナの影響で売り上げが30%ダウン。経営陣はなんでもコロナのせいにして、できるだけ出したがらない。自分の社用車は新型を買うくせに」(年収400万円)
と、売り上げを社員に還元しない経営陣に対し、不満を露わにしている。
ほかにも、ボーナスが支給されていない人から
「日本語学校勤務。例年30万円ほどだが外国人が入国できないと成立しない仕事なので、コロナでゼロに。クビにならないだけマシだが…」(50代男性/年収400万円)
「新型コロナウイルスの影響で休業していた店舗もあり、ボーナスは不支給になりました」(30代男性/年収400万円)
といった声が寄せられた。
コロナの影響で多くの企業が売り上げに打撃を受けている中、多少なりともボーナスをもらえるのはありがたいことなのかもしれない。冬のボーナスに期待したいところだろう。
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