夏のボーナス、コロナの影響は?に反応さまざま 「変わらず」もあるが「22%カット」も… | キャリコネニュース
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夏のボーナス、コロナの影響は?に反応さまざま 「変わらず」もあるが「22%カット」も…

コロナ禍なのに十分もらっているほうだと思う。

夏のボーナスが気になる時期。長引くコロナ禍は、今年のボーナスに影響を与えたのだろうか? キャリコネニュース編部には、読者からさまざまな声が寄せられている。

神奈川県の30代男性(企画・マーケティング/正社員/年収900万円)は、「去年とほぼ変わらず。155万円」だった。100万円超えのボーナスとはうらやましい限りだが、男性には不満もある。(文:コティマム)

ボーナス160万円も「不安」

男性は「税金と社会保険料が高い。40万円前後は引かれます。今の行政サービスにこれほどの金額を支払う価値はないです」と嘆く。ワクチン接種や「緊急事態宣言」をめぐる混乱もあり、住民の行政に対する不満は、これまでになく高まっていそうだ。

年収1300万円の兵庫県の50代男性(web・インターネット・ゲーム/正社員)の夏のボーナスは「去年と同じ」160万円。コロナの影響はあまりないようだ。しかし男性は、これだけ稼いでいても金銭的な不安を感じている。

「残り3200万円の住宅ローンが負担。2人の子どもがまだ小さいので教育費も不安。あと老後の貯蓄も不安がある

岡山県の20代女性(医療/正社員/年収550万円)の夏のボーナスは「50万円前半」。こちらも「昨年と変わらず増減なし」だ。女性は、

「コロナ禍なのに十分もらっているほうだと思う。ただこの状態が続けば、いずれ減るときがくると心配に思っている」

と不安な心境を述べた。

コロナの影響で「175万円から160万円に」

一方で「コロナの影響で昨年よりも夏のボーナス額が下がった」という声も寄せられた。

福祉・介護職で働く北海道の40代女性(正社員/年収300万円)は「『全員が夏のボーナス減額』と会社からお達しがあった」と明かす。

「理由は『病院がコロナで収入減になったから』。でも本当かどうか疑問。コロナ禍に便乗している気がする。最近保養所を建てたから、それが原因かも」

女性はボーナスが「車のローンでほとんどなくなる」といい、減額によって「ほかの物にまわせなくなりそう」と嘆いている。

静岡県に住む40代男性(その他/正社員/年収1000万円)の夏のボーナスは「昨年175万円、今年は160万円」と15万円の減額だ。

男性は嘆く。

「コロナの影響により会社の業績が悪化したため、賞与額が平均で0.5か月減少した。毎回決まった額の貯蓄をしているが、支給額が減ったため貯蓄額も減らすしかない」

コロナ禍の直撃を受けた業界は、ダメージが大きそうだ。航空業界で働く東京都の50代女性(正社員/年収550万円)は、夏・冬ともにボーナスが22%カットになった。

「コロナによる乗客数の減少。『乗らなくても運行せよ』と政府からのお達しだったので、燃料費や人件費がそのまま赤字に。そしてなんの補償もありません」

なんとも、やりきれない話だ。コロナ禍と、それに伴う混乱は、あちこちに影を落としている。

※キャリコネニュースでは引き続き「夏のボーナスいくらですか?」のほか職場で起きた窃盗事件共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。

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