静岡県の40代後半女性は、夫婦共働きで世帯年収900万円。キャリコネニュースに、現在のリアルな生活感を語った。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
「贅沢をしなければなんとかやっていける」
「夫は公務員。私は週3日のアルバイト。贅沢をしなければなんとかやっていける」と語る女性。子どもが3人いるため、
「教育費が高い。私立に通う長女の助成はほぼない」
「大学生、高校生、中学生なので(食べ盛りで)食費もかさむ」
と悩みを打ち明けた。また「家も新築一戸建てなので、固定資産税も高い」という。
日々の暮らしについては、
「外食は月に1回あるかないか。旅行も近場で年1回あるかないか」
「値下げ商品に手が出てしまうこともしばしば。飲み物は常にマイボトルで持参。一年中、冷蔵庫には麦茶がある」
だが、女性は「今の生活で十分」という。その理由を、こう語っていた。
「私は母子家庭で育ちました。父は私が3歳のときに突然、過労死しました。母は子ども4人を抱えての生活、かなり大変だったようです。本当に貧乏でした」
「でも『母子手当』なるものを国から支給されることに、母はとても感謝していました。素晴らしい制度だと思います。 そのおかげで私もここまでこられたので感謝しかありません。 正しく使われているのなら、税金がたかくてもしょうがないのかな、とも感じます」