女性は「家賃が5万、実家への仕送りが月3~5万程度。家賃補助はなし」と明かす。月によっては家賃と仕送りを除いた生活費は6万円ほどになってしまう。しかし女性は地道に貯蓄もしているようだ。
「今の会社は退職金制度がないので、なんとかやりくりして積み立てしています。生活口座の残高も増やしたいのですが、運用に重点を置いておりやや右肩下がり。性格上食べてストレス解消するので食費がかさみます。笑」
仕事は遠方へ転勤することもあるようだが、会社のシステムにこう不満を漏らす。
「場合によっては県をまたいだ異動がありえますが、転居費用も貰えませんので遠くから通う方が得です(交通費支給はあるため)。 しかし転属先は交通の便がよいとは限りません。そのため、車を持たない社員の場合は近くに部屋を借りるしかありません」
転属先によっては負担を社員がかぶることが多い様子だ。しかも、既婚者と独身者では扱いが違ってくるという。
「ちなみに単身赴任手当はあり、共働きでお子さんのいない方や子育てが終わった方などは、あえて遠くの配属を希望して部屋を借りるなどしており、やや不公平を感じています。トップの考え方なので仕方ありませんが、独身者に冷たい会社のような気がします」
と不公平感を吐露。「独身者としては、遠くの知り合いと籍だけ入れてしまいたいと思ってしまいます(笑)」と冗談めかしていた。最後に、
「今後成績を上げれば給与も賞与も上がりますが、コロナ禍で業界全体がやや低迷期となっており、見通しは暗い気がしています。しかし前述の通り身動きを取るに取れないといった状況です」
と閉塞感を綴っている。