キャリコネニュースで実施している「手取り20万円以下の人」をテーマにしたアンケートに、つらい状況を告白する人が相次いでいる。
「タイミング悪くコロナが蔓延する直前に旅行業界へ転職し、業績は下がる一方でボーナスも出ず。残業の多いサービス業からの転職というのも理由ではありますが、前職に比べて200万円以上年収が下がりました」
と語るのは、神奈川県の20代後半男性(未婚/サービス系/正社員)。月の手取りは18万5000円で年収はおよそ250万円だという。
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」の方を対象にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
「収入は家賃や生活費、奨学金の返済で消える」
前職よりは残業が減ったのかもしれないが、年収が200万円以上下がったのはかなり痛いだろう。男性は
「現在営業職ですがコロナの影響で仕事が激減した会社の維持費を稼ぐのがやっとで、仕事をこなせどこなせど会社は赤字のため収入が増えることもなくやりがいも全く感じられません」
と本音を漏らす。
また、「将来家族ができた際や、老後の蓄えも必要なはずなのに、得た収入は家賃や生活費、奨学金の返済で消え我慢して捻出したお金を貯蓄に回しています」とぎりぎりの経済状況を明かした。その上、通勤にもエネルギーを奪われているようだ。
「職場は都内ですが、家賃が高く片道90分の満員電車に疲弊しながら出勤し、仕事を終え満員電車で帰宅。満足のできる貯蓄ができるわけでもなく、首の皮一枚で繋がった職場で仕事を回す日々のため、就職を機に上京した身としてはなんのために地元を離れたのか、と毎日考え虚しくなる日々です」
と男性は哀しみを綴っている。