埼玉県の30代後半女性(流通・小売系/パート)は世帯年収1100万円の共働き世帯だ。女性は現在の生活感について次のように明かす。
「旅行も行かないですし、遠出も帰省するくらいで贅沢といえることは1つもないです。が、育ち盛りの子どもが3人。食費がものすごくかかります」
また、これだけの世帯年収を得るにはそれなりの苦労があるようで、
「主人は朝早く出勤し、帰宅は日付が変わってから。これを週6日なのでワンオペ育児。残業の手当で収入が増えてますが、満額もらえるわけではありません。主人は『できるなら早く帰りたい』と言っているほど身を粉にして働いているのに、(税金を)取る分は取られ、児童手当や先日の子どもを対象とした給付金は外される。将来の子どもたちが背負う借金なので、平等にして欲しい」
と綴っていた。さらには、
「子どもが好きで産んだはずなのに、いない方が、少ない方が心身ともにゆとりをもって生活できたのでよかったのかなと思ってしまいます」
と悲痛な胸の内を吐露していた。