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「暴力があった時点で離婚しておけば…」DV浮気夫に子どもを取られ、離婚した女性の後悔

家もお金も子どもも何もかも取り上げられた

家もお金も子どもも何もかも取り上げられた

パートナーの不倫・DVで悩んでいるとき、相談した相手と恋愛関係に発展してしまうケースもあるようだ。今回は、夫の浮気やDVで悩んだ末に離婚し、相談していた男性と再婚した女性の経験談を紹介する。(文:林加奈)

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「家もお金も子どもも何もかも取り上げられた状態で離婚」

女性は現在50代後半。事の始まりは、元夫の浮気だった。「職場に高校の時の同級生がいて、その女性の通勤時の送り迎えをして付きまとっていたようです。相手はどう思っていたかはわかりませんが、いつも一緒に通勤していたようです」と、当時を振り返る。

「新婚からひどくなるDVに悩まされていたのに、そんな裏切りまであり、悔しさや寂しさから、学生時代からの知り合いに相談したのが不倫相手となってしまいました。その後、権力のあった前夫に追い出されるようなかたちになりました。でも、追い出されるまでは深い関係もなく、相談相手でした」

その後女性は「家もお金も子どもも何もかも取り上げられた状態で離婚」し、相談相手の男性と再婚したという。

「今は私らしく生きていることに満足、子どもに会えないのが後悔」

女性は「前夫は自分の非は一切言わずに私だけが悪者にされていましたが、暴力を受けていた日々を思うと、今は私らしく生きれていることに満足しています」と思いを語る。とはいえ、子どもに関して後悔は尽きないようで

「残してきた子どもを取り戻すため、調停などでいろいろありましたが、どうすることもできず、会えないのが後悔です。私自身が反省するとしたら、暴力があった早い時点で離婚しておけば、(不倫で)裏切られた嫌な思いもしなかっただろうし、子どもも手元においておけたと思います。今の旦那とも不倫のスタートではなく恋愛からのスタートが切れたのにと後悔しています」

と悔しさをにじませた。

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