女性は次のように切り出す。
「社会人2年目の医療従事者です。(普段は18万円ほどだが)残業代で19万円超える月がある感じです。家賃4万5000円の1Kに住んでいて、もう一部屋欲しいな、キッチンが広いところに引っ越したいと思っても、家賃6万円前後が多い。これ以上お金の負担を増やさないためにも、このまま同じところに住む予定です」
現在の住まいに不満を持ちつつも、収入がネックとなり、どうすることもできない女性。勤務年数が長くなれば昇給の可能性もあるかもしれない。しかし女性は、
「基本給が1000円とか上がっても住民税で取られていくので、来年もまた手取りが下がることを考えると、洋服代やそのほかの買い物を減らさないといけないのかなと思っています」
と切実に語っていた。
「引越しができず、職場まで2時間。貯金0」
埼玉県在住の20代後半の独身女性(IT・通信系/正社員)も、
「引越しができず、職場まで2時間かけて通勤している」
と明かす。彼女の手取りは月14万7000円、年収およそ200万円だ。
「仕事は楽しいが、給与については低いし賞与もなく、転職したいと考えることがある。貯金0で、毎月ギリギリで生活していて、医療費を出すのが厳しい。身体と心はボロボロの状態」
せめて賞与のある会社へ転職できるといいのだが。