幸い「実家暮らしで親が自営なので、家に入れる分(のお金)も少なく済んでいる。目の前の生活の危機感はない」という女性。とはいえ、将来に対する不安は尽きない。
「老後資金や金融財産など準備が遅れている。20代の頃、夢を追いかけていた時期もあり、恋愛経験が乏しく結婚などは考えていない。猫だけが唯一の癒やし。現在、直接雇用の契約社員で無期転換されているので、すぐに職を失う不安はないが」
「正社員と同等の仕事をしてるが給料差が大きく、また時給の上限があるので、仮に昇給しても手取り20万円を超えることはない。 賞与も年40万円いかない。さらにコロナ禍の業績不振で2期連続20%減額。実際、親の介護など起きてしまえば生活が潰れてしまう」
「同一労働同一賃金」が叫ばれる中でも、いまだ待遇が同じというわけには行かないようだ。