手取り17万円で年収250万円という30代前半の女性(東京都/その他/正社員・職員/未婚)も、「仕事の専門性や、業務量を鑑みても少し給与が少ない気がする」として、こんな切実な不満をもらした。
「前職が7年勤めても昇給・賞与などなし、ずっとアルバイトのままの仕事だったのでそれよりはマシだが、家賃や光熱費、さらに奨学金などを支払うと貯蓄にまわせる分がなくなってしまう」
「職場では残業もなく、定時で必ず終わってしまう。申請すれば残業代は出るが推奨されていないし、上司の許可がないと残業もできないため、残業代で捻出するのも難しい。食費や光熱費を削って何とかしているが、もう少し給与が上がってもいいのではないかと思う」
また「手取り14万4000円、年収およそ200万円」で働く30代後半の女性(新潟県/サービス系/契約社員/既婚)は
「若い新入社員の失敗をフォローしている臨時職員です。若い新入社員のほうがお給料がいいのかと思うと頭に来ます」
「仕事は好きですが、こんな少ないお給料じゃ、やる気が削がれます。将来子どもを持つ夢も諦めそうなお給料です」
と憤りをあらわにしていた。