実家に支えられてなんとか生活できている女性だが、
「1~2年後には両親が父の田舎にUターン予定で、そうなると一人暮らしをせざるを得ない状態です」
と危機感を募らせる。今の収入で生活が厳しいのであれば、仕事で成果を上げて昇給を狙うか、早いうちの転職を視野に入れるべきだろう。しかし女性は、
「私は30代後半で転職する勇気もありません。給料も勤続年数ではなく上司の評価で決まります」
と弱腰だ。女性は「このままでは生活困窮に陥るかもと将来に大変不安があります」と、ただただ嘆いた。
「給料の低さがネックとなり仕事のモチベーションが保てません」
手取り16万4000円だという30代後半の男性(北海道/流通・小売系/未婚/年収250万円)は、嘱託社員として配送の仕事をしている。その仕事内容は、手取り額の割に過酷だ。
「残業時間が月15~25時間ほど。月に1、2回ほど土曜日出勤。平日の夜間電話当番で自宅待機が月2回。2、3か月に一度は日祝出勤で、残業が多いときに16万円ほどの給料をもらってますが、やはり少なく感じます。年2回20万円のボーナスがあり、それで少し貯金できるくらいです」
「配送の仕事はそれなりに満足してますが、やはり給料の低さがネックとなり仕事のモチベーションが保てません」
また、男性は「結婚は諦めてますが、両親が年老いていくのに自分が支えになれていないこと、自分のこの先の不透明な現状に強く不安を感じています」とも綴っていた。
せめて土日祝の出勤や夜間の自宅待機がなければ、副業で収入を増やすこともできそうだが、そもそもの給料がやる気が出ないほど低すぎるのが問題だ。