手取り9.9万円、30代女性の苦悩「子持ちで転職。ほぼ最低時給で前職より100円ダウン」 | キャリコネニュース
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手取り9.9万円、30代女性の苦悩「子持ちで転職。ほぼ最低時給で前職より100円ダウン」

画像はイメージ

小さな子どもを抱えるワーキングマザーにとって、子育てと両立しやすい職場環境は貴重なものだ。とはいえ生活のために働いている以上は給与水準も軽視できない。パート勤務で30代前半の女性(千葉県/その他/既婚)は、

「3歳未満児2人連れての転職のため、なかなか採用の声がもらえませんでした。唯一採用してもらえたところは、ほぼ最低時給で前職より100円ダウン」

と不満を吐露する。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「昇給や賞与も基本的にないし、残業できても保育園のお迎え時間的に30分程度」

手取りは「9.9万円」と回答した女性。最初は「未経験業界だし仕方ないかな」と自分を納得させようとした。

「子育て世代に理解があり、連絡さえすれば休める環境なので、保育園で流行りのウイルスなどが出たときでも休みやすく、周りの人も『仕方ないよね』とかで怒られたり責められたりはないです」

と綴っており、給与以外の面は理想的な職場のようだ。しかし時給が低い分、少しの欠勤が家計に響いてしまう。

「1週間も欠勤すると収入的に大打撃!(転職から)3か月経過しましたが、まだ欠勤0日の月はなく手取り10万円前後。週5日の8時間勤務なのにです。昇給や賞与も基本的にないし、残業できても保育園のお迎え時間的に30分程度で雀の涙ほど」

昇給や賞与、有給休暇のある職場でなければ、子どもを育てながら満足のいく収入を上げるのは難しいのかもしれない。女性は、

「そろそろ最後の転職にしたかったけど、まだまだ子どもの学費にも自分の老後にも収入が足りなさすぎるので、再び求人探します」

と意気込みを語った。良い転職先が見つかることを願うばかりだ。

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