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冬ボーナス260万円でも「同期の部長はもっと貰っているはず」 50代課長が抱く、複雑な胸中

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冬のボーナスが出ると嬉しい。しかし高額なボーナスを手にしながらも、複雑な思いを抱える人がいる。(文:湊真智人)

千葉県の50代男性(素材・化学・食品・医薬品/技術職/年収1400万円)は、今年の冬のボーナスは「263万円」だったと明かす。夏と合わせて年間「500万円」にものぼる。

「会社の業績は改善したが…」ボーナスの乱高下に悩む

「去年の冬のボーナス178万円(夏と合わせて330万円)と年収に占めるボーナスの割合を思い知らされておりました」

昨年の支給額と比べて大幅なアップとなった。しかし男性は素直に喜べない実情をこう明かす。

「今年は会社の業績も改善しベースアップもあったので、賃金比例分がもうすこしあるかもと期待していたのですが思ったほど伸びず、若干がっかりしています」

また男性はボーナスの額が「乱高下」しやすいとも語っており、その原因は「子会社の業績」にあると分析している。親会社の社員として、もどかしさを感じているようだ。

同期は部長職で高額支給「私は係長に降格して65歳を迎える」

また、高年収ゆえの悩みだろうか、社内の“格差”も気になるようだ。現在、課長職を務める男性は、出世した同期たちに思いを馳せる。

「会社に残っている同期はほとんどが部長職なので、ボーナスを夏と冬でもう100万円ずつもらっている」

隣の芝生は青く見えるものだが、年間でプラス200万円の差は決して小さくない。さらに定年を見据えた今後のキャリアパスについても、次のように淡々と綴っている。

「私は課長のまま60歳を迎えて係長(1ランク降格)になり、その後、定年再雇用を経て65歳の退職を迎えることになりそうです」

役職定年や再雇用による処遇の変化は、多くのサラリーマンが直面する現実だ。たとえ1000万円プレーヤーであっても、組織の中で生きる以上、逃れられない宿命なのかもしれない。

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