女性は現在の勤務先の企業体質について、苦々しく感じていることを吐露する。
「社内で正当な査定が行われず、上層部の好き嫌いで昇給やボーナスアップが行われているのが残念です。仕事のクオリティうんぬんではなく、上層部に媚びる女性社員やイエスマンの男性社員などがメキメキ出世していきます」
「『こんな会社、見切りをつけてしまえ』と思いつつ、毎年直属の上司からの評価は良く、なんとか昇給させられるように頑張ると言ってくれるので、つい残ってしまい……という感じです。結果として上層部の相対評価で落とされて、給与に変動なしですが」
実力や成果による評価がなされないのは、会社で働く側からすれば到底納得できるものではない。このまま会社が体質を変えないのなら、正当な評価をもらえない優秀な従業員から順に離れてしまうのではないだろうか。