決して多いとはいえない手取りで、子どもを育てていくのは大変だ。仕事に家事、育児に振り回され、毎日クタクタに違いない。しかし女性は「疲れていて外食したい気持ちを抑えて自炊」していると明かす。女性の徹底した節約ぶりは、食費以外の部分にまで及ぶ。
「ティッシュペーパーは買ってきたものを半分に包丁で袋ごと切って使ってます。シャンプーは100円の固形石けん使用。全身その固形石けん。リンスは石けんシャンプー用のを使用。光熱費が高いので、子どもが寝たら照明消して、キャンプ用のヘッドライトつけて自分の周りだけ照らしてます。 衣類は自分のものはほとんど買いません。肌着も100円ショップ。子どものものはメルカリがほとんど」
ただ、そこまでしても将来に対する心配がなくなるわけではない。女性は、
「これから教育費が増えたときのために貯金してますが、ほんの少しで先行き不安」
と弱音も吐いていた。
妻子がこのような状況にあるにもかかわらず、関知しない別居中の夫には呆れてしまう。早急に離婚を成立させて行政支援を受けたほうが、少しは生活がラクになるのではないか。女性が親子で仲良く旅行に行く日が来ることを願ってやまない。