世帯年収2000万円でも貧乏性 「通勤片道1.5時間をガマンして、月3万円の社宅に住み続ける」30代女性 | キャリコネニュース
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世帯年収2000万円でも貧乏性 「通勤片道1.5時間をガマンして、月3万円の社宅に住み続ける」30代女性

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年収が上がると、いい家に住んだり、美味しいものを食べたりと生活水準を上げたくなってしまうものだが、昔と変わらない生活をして節約に励む人もいる。

「買い物は一週間に一度、業務スーパーのみ。服はメルカリかラクマ、セカンドストリート。牛肉は買わず、カナダ産豚肉と鳥の胸肉が基本。国産新鮮野菜は贅沢品」

こう語るのは、大阪府に住む女性(50代前半/教育・保育・公務員・農林水産・その他)だ。年収は1300万円。「お金はあるのに貧乏性」を自認している。

「車もお下がりの古い国産車に乗り続けています」

そのほか、埼玉県で暮らす30代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職)は、年収800万円。自身の貧乏性な面を

「独身時代の私の年収は400万円ほどだったのですが、その時から年収が倍になっても生活水準は変わっていないところです」

と語る。しかも「今は夫の年収も上がり、世帯年収は2000万円ほどになりました」と、かなりの収入がある女性。それでも、出費を抑えた生活ぶりをこう明かす。

「通勤片道1.5時間を我慢して月3万円の社宅に住み続けています。冷蔵庫も独身時代から買い替えていませんし、キッチン収納も独身時代に使っていた棚を使い続け、車もお下がりの古い国産車に乗り続けています」

ぜいたく品どころか必要な家具なども買い替えず、無駄遣いは一切しない姿勢だ。そのため順調に資産が増えている様子で、こう綴っていた。

「年間500万円ほど資産が増えていますが、今後も見栄のための消費をするつもりはなく、子の進学や親の介護などに備えたいと思っています。夫婦ともに実家が細いので」

車や家電は古くなるとかえって維持費がかさむ場合も

ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。

<今回投稿いただいたお二方とも、ただ単に節制しているわけではないように見受けられます。貧乏性というより、必要性の感じられない出費を抑えているという印象です。年収が上がる以前からしっかりした金銭感覚をお持ちだったのでしょう。

素晴らしい生活ぶりですので私からコメントするのも恐縮ではありますが、ひとつ気になるのは車や家電についてです。もちろん使える間は使い続けるのが鉄則ですが、あまりにも古くなるとかえって電気代や自動車の維持費がかさむ場合があります。

特に車の維持費に関しては、年数が古くなると車検代や自動車税もかさみ、最新のものと比べると燃費もよくない場合がほとんどです。購入時には費用がかかりますが、そのあと長く乗り続けることを考えると、維持費が気になりだしたタイミングで買い替えを検討しても良いかもしれません。

なお、自動車税が上がる最初のタイミングは、初度登録から起算して13年目です。次のタイミングである18年目には、13年目よりも大幅にアップします。まだまだ乗れる車を無理に買い替える必要はありませんが、自動車の買い替えの目安の一つとして、自動車税が上がるタイミングを覚えておくと、長期的なマネープランを考える場合にも役に立つかと思います。どうぞお役立てください。>

キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W

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