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手取り15万円台…悲鳴を上げる女性たち「女は生きていくのにお金がいらないと思われている」

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社会保険料がこれだけ高くなった今、正社員になっても安定した給料をもらえるとは限らなくなった。正社員にもかかわらず手取り20万円を下回る給料で、苦しい胸の内を明かす回答がキャリコネニュース読者から多く寄せられている。(文:林加奈)

「何をしても昇級しない」

40代後半の女性(大阪府/流通・小売系/年収250万円)は、月々の手取りが15万円で、「笑うしかない」と投げやりな様子でつづっている。

「何をしても昇級しない。女性は生きていくのにお金がいらないと思っているとしか考えられない。家賃や生活費、税金が割引されると思っているのでしょうか。実家に住んでいるのでなんとかやっていけているが、一人暮らしなんて考えられない。仕事や将来の見通しを考えられるのは一定の賃金をもらっている方だけだと思う」

確かに、男女の賃金格差はたびたび問題になる。将来に対する不安も感じているようだ。

「昇給も評価も全くなし」

別の40代後半の女性(大阪府/金融・保険系/年収250万円)は、「派遣社員から契約社員を経て正社員7年目」だというが、月々の手取りは15.6万円だという。

「昇給も評価も全くなし。時短勤務ママ達の尻拭いは独身正社員に押し付けるが、常に評価の対象は新卒入社社員と子育てママさん。金融機関のため頭使いまくり、苦情処理から精神的負担やプレッシャーで休職者も続出するなか、転職する体力もなく人生消耗してます」

と回答。せめて仕事の成果に見合った評価と昇給があるといいのだが……。

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