面接官「どんな仕事をしたいですか?」→「会社をよくすることをしたいです」→「うちはあなたと違って……」とあしらわれた男性
面接は応募者を選ぶ場ではあるが、ぞんざいな扱いをしていいわけではない。しかし、面接官の中には失礼な質問をしてくる人が少なからずいるらしい。
「面接で、いきなり『残業はできますか?休日出勤できますか?多分あなたにはこの仕事はできないと思いますよ』と言われました」(50代女性/宮城県)
一方的にひどい言われようをした人も。残業や休日出勤ありきの会社、多くの人が投げ出すのではないだろうか。(文:林加奈)
「履歴書に書いてあるのに細かいことをズバズバと聞いてきました」
沖縄県の20代女性は、大手スーパーの中にあるゲームセンターに面接に行ったとき、こんな目に遭ったという。
「面接官は中年のおじさんだったんですが、面接が始まった途端に履歴書に書いてあるのに細かいことをズバズバと聞いてきました。 めんどくさい人でした。 連絡なくて不採用でしたが、受からなくて良かったです」
履歴書を見ればわかることを、なぜわざわざ質問してきたのだろう。他に質問することがなかったのだろうか。
一方で、神奈川県の30代男性は、ある面接での不毛なやり取りをこう振り返る。
「『どんな仕事をしたいですか?』と聞かれたので、『当たり前の話で申し訳ないのですが、会社を良くすることをしたいと思っております』と答えたら、『あなたね、うちらはあなたと違って、自分たちの会社を良くしているんです』と返されました。あのー、私も良くする活動に尽力いたしますので?」
面接官はこの男性に対し、もっと具体的な内容を期待していたのかもしれないが、会話が噛み合わないようでは入社したとしても苦労しそうだ。
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