「シーシーッ」「チッチ」… 50代女性が職場で食事する音が気になって仕方ない
Q&Aサイトの発言小町に、こんな相談が寄せられていました。相談者のzippechanさんは本人を含めて3人の小さな部署で働いています。職場では昼食は交替制で、1人が食べている時は他の2人は仕事をしています。
悩みというのは、自分が働いている時に前の席に座っている50代女性の大きな「食事音」が聞こえてくること。彼女は一口飲み込むたびに、「シーシーッ」と歯の隙間から空気を吸い込む爆音を出します。
歯に挟まった食べかすを、指で取って「チュッ」と食べ、それでも取れなかったら箸を楊枝代わりに使って「チッチ」と食べかすを取る。週2~3回は納豆を持ってきて、音をたてて100回以上かき回し、「ズル、ズルズルーッ!」とすすっているそうです。
回答者「就業時間内に耳栓はあり得ない」
規則では食事時間は45分と決まっていますが、彼女はそれをオーバーして長時間かけることも。お局的存在である上に、以前大きな病気をしたこともあり誰も注意できません。デスクを食事禁止にするのも難しいそうです。
zippechanさんは「正直、もう耐えられない…」と思い、彼女が食事をしている間、耳栓をしたいと思うようになりました。
「お客さんが来ても目で確認できるし、耳栓といっても全くの無音になるわけではないだろうから、電話が鳴っても分かると思う」
同僚に気づいてもらうため、いっそのこと「わざと目立つ色の耳栓をこれ見よがしに付けたい」とまで思うほど。そこでこのような相談を投稿しました。「このような理由で耳栓をするのは、社会人としてダメでしょうか?」
自分のデスクで食事をする人も多い中、もしかすると同じ悩みを抱えている人もいるのでは。しかしこの相談に対して、回答者からは「仕事中に耳栓をするなんてとんでもない」という回答が寄せられていました。
「どんな理由があるにせよ、就業時間内に耳栓はあり得ないと思いますが…」(macさん)
「片方だけ耳栓をして、自分でガムを噛む」裏技も
その一方で、「その状況なら私も耳栓を付けたくなるかも」と同情する声のほか、「自分は職場で耳栓を使っている」という回答もあります。結果を出せば職場でヘッドセットをしても文句を言われない、という回答者は、こうアドバイスしています。
「とりあえず髪の毛で隠して、耳栓をしてはいかがでしょうか? メガネなどの補助器具と同じと言う考えで。耳栓をしても電話の音も聞こえますしね」(会社員さん)
同じく職場で耳栓をしているみつこさんも、「全く音が遮られるわけじゃなくて声などは聞こえるので、2時間くらいならOKでは?」と言っています。また、複数の回答者から「片耳だけ栓をするのはどうか」というアドバイスが届いています。
「片方だけして、自分がガムを噛む。これ、自分の噛む音がすごく響いて聞こえるので雑音がかなりおさえられます。社内で可能であればお試し下さい」(umiさん)
本当ならおおらかに見過ごすことができればいいのですが、もしかすると不快だと思うあまり神経質になりすぎて、かえって大きく聞こえてしまっているのかもしれません。耳栓でもヘッドフォンでも、まずはストレスを和らげる方法を取らないと、別の場所に不調が出てしまうのではないでしょうか。(ライター:Makiko.N)
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