コメント欄を覗いてみると、職場でのスメハラ被害談は意外にも多い。
「職場の人が甘ったるいバニラの香水とタバコの匂いが混じっていてもう地獄です」
「吐きそうになるほど香水を付けてるオッサンがいた。堪らなくなって、『どの位香水付けてるんですか?』と聞いたら、『首から足に垂れる位付けてるよ』と話してた」
香水の匂いは独特なものが多く、好き嫌いがハッキリしやすい。ましてや、職場内に嫌いな匂いの香水を着けている人がいたら地獄だろう。にもかかわらず、
「電車とかバスとか暖房効いてる時にきつい香水の匂いとか嗅ぐと気持ち悪くなる」
と職場に限らず、あらゆる場所で香水の匂いに苦しめられている人は多いようだ。
ハンドクリーム、柔軟剤も例外じゃない!
また、香水や体臭以外のスメハラに関するコメントもみられた。
「ハンドクリームもきついニオイのものがありますよね。甘ったるいのと同時にツーンと来るような。あれは本当に苦手」
「最近香水つける人少なくなった?その代わり多めに入れて香水代わりにしてるのか知らないけど柔軟剤の匂いがキツい人が増えた。香水より匂いが長持ちするもんね」
ハンドクリームや柔軟剤の匂いを挙げる声もあった。これからの時期にハンドクリームを使用する人は増えるもの。いま一度、自分が”良かれ”と思って使用しているクリームが、他人の”迷惑”になっていないか、見直しておきたいところだ。
「更衣室でつけるのは控えてもらえるように派遣会社の担当に話してみたら?」
「職場についてから香水って、常識なさそう。まず上司に相談確認して言ってもらったら?」
トピ主に対しては、派遣会社や上司に相談することを勧める声が相次いだ。表立って口にしないだけで、他の同僚も同じような不満を抱えているかもしれない。トピ主の仕事や体調に影響が出てしまうほどであれば、職場も積極的に対処するべきだろう。
とはいえ、他人の”臭い”を指摘するのはかなり勇気のいること。そのため、スメハラを防ぐための方法は、他人を思いやる個々の意識に委ねられている部分が大きいと言える。第三者に指摘してもらうのは有効だが、当事者自らに気付いてほしいのがトピ主の本音だろう。