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性差別に直面した瞬間「コーヒーメーカーと給湯器の掃除は女子社員だけ」「女に仕切れるはずがない。担当を変えろ」

管理・事務職の50代女性は、転職先で女性差別を経験した。

「そこそこ規模の大きい会社でしたが、コーヒーメーカーと給茶機の当番制掃除は女子社員だけ。朝一にやらないといけないので、いつもより早く出勤しなくてはいけません。飲まない人には完全に余計な仕事です」

女性は「男性だからやらなくていい考えの典型例です」と呆れている。

ITエンジニアの40代女性は、「若い頃、仕事でプロジェクトリーダーをしていた時に、クライアントから『女に仕事が仕切れるわけない、担当を変えろ』とクレームをつけられたり、『女は呼んでない』と会議室に入れてもらえなかったりした」と明かす。”女は仕事できない”という扱いを受けた人は多いようだ。

男性教師「日ごろジェンダーやらフェミニズムやら口にする女性教師がいるが…」

教育・保育業界で働く50代女性は、職場にセクシャルハラスメントへの対応の不十分さを伝えたことがある。しかし、「その重要さを男性にわかってもらえなかった」と明かす。同僚が対応に不満を抱いているのであれば、まずはその事実を受け止めることが大切ではないだろうか。

一方、男性からも「男だから」マイナスに働いていることがある、という声が挙がっている。教師を務める50代男性の職場には、「組合活動に熱心で日ごろジェンダーやらフェミニズムやら口にする女性教師」がいるという。

「その教師が会議で『大変なクラスの授業や担任は男の先生がして欲しい』と言った。日ごろ何を言っていようが、生徒指導や保護者対応など、何かコトあるときは必ず男の先生に頼ってくる。同じ給与体系なのだから、自分でして欲しい」

男性は、男女平等を叫ぶのであれば仕事内容も平等にすべきだ、と感じているようだ。男性の考えも理解に易い。しかし、そもそも身体的な違いなどから、すべての面を男女平等にするのは難しいだろう。

また「女だから」「男だから」という考えがさらにお互いの溝を深めている可能性もある。ここは一旦、男女ではなく「同僚」として業務をどう分担すれば適切かつ公平なのかを考えてみるのがベターではないだろうか。

※キャリコネニュースでは引き続き「男だから」「女だから」自分の性別がマイナスになっていると感じたこと「仕事バックレた・バックレられたエピソード」などのアンケートを実施しています。

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