神奈川県の40代女性(営業事務/年収350万円)は、わずか2か月で退職を決断した。女性は「勤務開始時間は9時からだったが、30分前からがっつり掃除があり、遅れると遅刻扱いになりました」と振り返る。その会社には、社長と別に会長と呼ばれる人がおり、実質的には会長によるワンマン経営が行われていた。
「会長の趣味の電話対応や、実態のわからない通販の仕事もさせられました。また、なぜか会長は取引先相手に偽名を使っていたため、来客時には偽名で呼ぶように言われており、そのことにも不信感が募っていました」
女性の退職の決定打は、子どものことだ。女性は「入社前の面接で子どもがいることを話しており、緊急時には考慮してもらえると聞いていました」と証言する。しかし、「いざ学校から『子どもが高熱を出している』と連絡が入ると、怒鳴られて早退を許されませんでした」と憤る。
女性は「もっと早く見切りをつけたかったけど、早々に退職するのは子どもに悪影響を与えてしまうかと悩んでいました」と悔やむ。幸い、退職後すぐに仕事が見つかり、現在は「その会社で楽しく働いています」とコメントを寄せた。
「シフトを削られ、週1回か2回しか入れてもらえなかった」
愛知県の30代女性(飲食業/年収100万円)は、3か月で勤め先を退職した。女性は「主婦で子どももいたので、面接時に日曜日と祝日は出勤できないことを伝えました。『それでもいい』とのことだったので入社しました」と語る。しかし、
「仕事を始めてみると、『日曜日と祝日は人がいないから出勤してほしい』と言われるようになりました」
と打ち明ける。女性が「どうしても出勤できない」と伝えたところ、その場では店長も快く受け入れてくれたため、安心していたという。しかし、「その後シフトをどんどん削られるようになりました」と明かす。シフトを削られたのは、女性と同じように日曜日・祝日に出勤できない人たちだった。
「保育園にも通わせているので『月々最低でもいくらほしい』と面接時に話していたのに、明らかにシフトを減らされ、収入が減りました」
最後の1か月は「週1回か2回しかシフトに入れてもらえない状態でした」と女性。「シフトに協力的な人を優先したい気持ちもわかりますが、一言相談があってもいいんじゃないかな」と不快感をあらわにした。
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