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「話を聞いてもらえない/適当にあしらわれた」
ネオマーケティングとBaseconnectは6月16日、 「企業の営業活動」に関する調査結果を発表した。調査は5月にネット上で実施し、20歳~59歳の営業職300人、経営者/役員100人、営業を受ける側の生活者50人から回答を得た。
営業中に、嫌な思いをした経験がある営業パーソンは81.0%。最多は「話を聞いてもらえない/適当にあしらわれた」(61.7%)で、「横柄な態度をとられた」(58.8%)、「ドタキャンされた」(41.2%)と続いた。
一方で、「営業を受け、嫌な思いをした経験がない」人も、わずか18%。さらに「営業を受けて良かったと思ったことがある」人も、34.0%にとどまった。
営業をする側も、営業をされる側も「嫌な思い」をする、誰得営業が数多く発生してしまっているようだ。
営業リスト「手書きでめんどくさい」
そんな状況もあってか、「もし今、新卒に戻れるとしたら」という質問で、「また、営業職を選ぶ」と答えた人は「47.3%」にとどまった。過半数の人が「違う職種で、やり直したい」と考えているようだ。
ただ、いま使っている営業リストについて、「質も量も良い」と答えた人(n=105)に限定すると、74.3%が「また、営業職を選ぶ」と回答。営業リストの差で、明暗が大きく分かれた。
営業リストの作り方については、「代々受け継がれたものを使用している」(40.0%)が最多。次いで「インターネットで検索」(28.0%)、「営業事務など他の人が作ったリストを使用している」(26.0%)、「名刺交換したものをリスト化している」(18.3%)と続いた。
なお、営業リストについての不満を自由記述で聞いたところ、「手間がかかりすぎる」「情報が更新されていない」「的中率が悪い」といった答えが目立ったが、中には「手書きでめんどくさい」というケースもあったという。