IT系技術職の40代男性は、以前の職場で上司に目を付けられた結果、半年で退職に至っている。上司も入社直後までは物腰が柔らかく、「分からないことがあれば教えるから聞いてね」といった感じだった。しかし、ある日を境に態度が豹変したという。
「私のメール文に対して、上司は『ここの言い回しはおかしい!こんな日本語はない!』などと、業務に直接関係ないことを強調するように指摘してきました。それはエスカレートし、重箱の隅をつつくような行為から会話のトーンまで及びました」
退職理由については、仕事内容より「上司が近づいてきた時に、監視されているような感覚に耐え切れませんでした」と書いている。
「まだ新人に付いているのか」
別の40代男性(技術職)も、元勤務先での退職エピソードを明かす。男性は新人教育を任されていたが、入社3日目の新人を教えていた時、上司に「まだ新人に付いているのか」と叱責された。
「当時は機械オペレーターをしていました。教えていた仕事は、もちろん3日で出来るようなものではありません。不良品の有無をダブルチェックする必要があるのに、上司の言い分は『人件費が2倍になっている』とのこと。私に早く別の仕事をさせたいようでした」
そのとき、男性はとある先輩のことが頭をよぎった。その先輩は運悪く、新人が出した不良品の全責任を負わされてしまった。それがあるだけに、男性は
「常々『品質一番』と言っているにも関わらず、新人をすぐさま独り立ちさせ、問題が発生しても責任は取らない上司。そこに強い嫌悪感を覚え辞めました」
と綴っている。
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