北海道の60代女性は、食品加工の職場で経験した、上司の腹立たしい態度に憤る。
「入社2日目にボス的な人が出勤して来たので挨拶したが、『こんなおばさんなのか』と不快感がありあり。無視に近い態度をされました」
それでも2か月間は頑張ってみたが、最終的に退職した。女性は「家から近い」という理由でその職場を選んだが、「賃金が安く、求人には書かれていない重労働の仕事もあった」と明かす。今は別の仕事でパート勤務しており、「辞めて満足です」と語る。
観光案内サービスの仕事を3日で辞めたのは、青森県の60代男性。仕事開始早々、職場の異様な雰囲気を察知したからだ。
「馬鹿上司による前任者の不手際のなすりつけや、休日の呼び出し、第三者の前での叱責などがあった。辞めて正解でした」
退職後も「ずっと人員募集をしている様子」といい、男性は「管理者を辞めさせるか配置換えをしない限り、あの職場に未来はない」と指摘している。
「1年勤めた職員がいない職場だった。辞めてよかった!」
千葉県の40代女性は、放課後等デイサービスで、子どもたちと関わる仕事をしていた。しかし職場の理不尽な対応から、3か月で退職に至った。
「正社員として1か月働いたのち、『非常識な行いが多い』と言われてパートにされ、労働時間も削られた」
これだけでも会社に不信感を抱く十分な理由になるが、その他にも仕事のモチベーションを下げる出来事があった。
「子どもたちのために自腹で買ったおもちゃについて、『子どもが取り合いするから持って来るな』と言われた」
確かに職場の主張にも一理ある。しかし、女性なりに子どもたちを思って取った行動を頭ごなしに否定されては、やる気を削がれるだろう。女性は、
「1年勤めた職員がいない職場だった。辞めてよかった!」
と振り返っている。
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