店長にどつかれ肋骨骨折「『給料はいらない』と一筆書かされ急に辞めることに」 | キャリコネニュース - Page 2
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店長にどつかれ肋骨骨折「『給料はいらない』と一筆書かされ急に辞めることに」

40代の男性は、過去に働いていた飲食店での体験談を明かしてくれた。

「個人経営の飲食店に、社員登用を前提にアルバイトとして入りました。店長(社長)から 何度かどつかれたりしていましたが、先輩から『気分屋な一面があるので注意した方がいい』と言われていました。どつかれた際に肋骨骨折したことを理由に退社しました」

店長による暴力がきっかけで退職することになった男性だが、辞める際も一筋縄ではいかなかった。

「『その月の分の給料はいらない』と(店長から)一筆書かされ、急に辞めることに」
「労基や警察にも相談し、『傷害事件に該当するので被害届を出すよう』に助言されましたが、 一刻も早く関係を断ち切りたかったので、大事にはせず、泣き寝入りをした形になりました」

被害届はやむなく諦めた男性。しかしこれ以上関わればどうなっていたか分からない。

「掃除の仕方から歩き方まで、言いがかりとしか思えない」

30代の女性も、社長や職場のあり方に耐えきれずに退職した過去を持つ。

「従業員が誰も知らない間に就業規則を変えられ、インセンティブ給が絶対に超えられないような基準に変えられてた。昇給時期やボーナス時期になると、『業績が厳しい中それでも出してやってるんだ』と言われ続け、そんな中でも社長や社長の息子は新しい高級車を乗り継いでいた」

社長一家が贅沢をする一方で、従業員は我慢を強いられていた。

「残業はすべてサービス残業。残業代も『業績が厳しくて出せない』と言いながら、『業務拡大のため』と言って身の丈に合わない箱物を建て続け、費用のかかる求人広告を出し続ける」

デタラメな経営状態の上に、社長のパワハラも問題だった。

「社長が1人ターゲットを見つけ、掃除の仕方から歩き方まで、言いがかりとしか思えないレベルの自称”指導”をし続ける。医療保険点数の不正請求、挙げだしたらキリがないくらい理不尽しかないブラック企業だった」

女性はこの会社を退職したが、不満が残る形となった。

「退職金対象のはずなのになぜか『対象外』と言われ支給されず、最後の月の給与は半分以上カットされていた。証拠は全部残っていたので、労働基準監督署に通報しようかと思ったけど、新しい職場に言いがかりで変な嘘の噂を流されかねないと思った」

結局女性は、退職金を「手切れ金と思って諦めた」そうだ。悔しい思いをしたが、退職後まで揉めるよりは賢明な選択だったかもしれない。

※アンケート概要
■実施期間
2019年4月3日~
■回答数
1024 ※9月13日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/EYERWBZ9
■質問項目
・あなたが「会社を辞めよう」と思ったときのことを教えてください(当時の仕事、状況など詳細に/800字以内)

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