IT企業で勤務している男性。新卒2年目の春頃に重大なミスを犯してしまった。
「重要なメディアを朝8時半までに名古屋(当時、千葉在住)のお客さんに届けなければならないミッションがありました。ハッと起きたら時間は8:20笑。もうどんなに足掻いても間に合いません。即座に先輩に電話、『いいから来い』と言われ全速力で向かいました」
「別にブラックな会社でも、言われたわけでもないのですが、反省を込めるのはこれしかない!と思い、その足で坊主にしに散髪へ。人生初の坊主頭になり、先輩は名古屋のマリオットホテルのラウンジで優雅にコーヒーを飲んでいたところに、突然坊主頭になっている私が登場。 開口一番、『申し訳ありませんでしたっ!!』と頭を下げて反省を示しました」
落ち着いた雰囲気のラウンジにいきなりの坊主頭。男性の思いもかけない行動に先輩も驚いたことだろう。先輩にも反省の意図が伝わったのか、「大丈夫だから落ち着け」となだめられたという。
「ただ、先輩が気になったのは私の坊主頭がほんのり『おしゃれ坊主』だったこと。(美容室でやってもらったので)『どうせやるんだったらちゃんと丸刈りにしてこいよ』と笑われました」
ちなみにミッションそのものは事なきを得たそうだ。