「社員で結婚する人が出るたびに給与から1000円天引き」 “結婚祝い金”の実態を知ってしまった40代男性 | キャリコネニュース
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「社員で結婚する人が出るたびに給与から1000円天引き」 “結婚祝い金”の実態を知ってしまった40代男性

画像はイメージ

会社を辞めたくなる理由の一つに、「意味のわからない天引き」がある。キャリコネニュースで募集するアンケートに、40代男性(販売・サービス職)が「福利厚生」とは名ばかりの天引きについて明かしてくれた。(文:okei)

※キャリコネニュースでは「会社辞めよう……と思ったエピソード」を募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/EYERWBZ9

「福利厚生でもなんでもない、会社が損をしないシステムでした」

「福利厚生」は、会社が賃金以外で従業員に提供する手当・サービスで、住宅手当や通勤交通費、慶弔費の支給などもこれに当たる。会社を選ぶ際には、給与額のほかに福利厚生を重要視する人も多いだろう。

男性は、勤務していた会社について

「福利厚生で『結婚祝金あり』となっていました」

と明かす。当然、会社から祝い金が支給されるものと捉えていただろう。しかし実態は違っていた。

「係長から『在職中に結婚しないと損だよ』と言われ、疑問に思っていたら、社員で結婚する人が出るたびに給与から1000円天引きして充当していたことが判明」
「福利厚生でもなんでもない、会社が損をしないシステムでしたが、生え抜きの社員は疑問に思っていないことの方が異様でした」

と衝撃を綴っている。

福利厚生は、社員とその家族の暮らしを充実させ安心して働けるようにする目的がある。企業側としては会社への帰属意識を高める狙いもあるだろう。それを「従業員の給料から」払うとは、矛盾を感じる話だ。

ただ、実はこうした天引きは珍しくはない。会社によって異なるが、「慶弔費」「親睦会費」などの名目で毎月数百円から数千円、天引きされることがあるからだ。

しかし、労使協定で定めのない強制的な天引きは「賃金全額支払い」という労働法の規定に反している。いずれにせよ、自分から贈る気がない結婚祝いのために勝手に給料を減らされるのは、気分のいいものではないだろう。

男性はこの会社について、「長くはいられないと確信しました」と投稿を結んでいる。

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