サービス業で働く30代女性は、離職者の多い職場環境に耐えてきた。
「人使いが荒い会社で、年間休日(93日)が規定通り取れず、休みの日でも店の売り上げなどの報告を迫られる。サービス残業が多く退職者が多い(特に若手)。異動・昇進の理由は常に『残ってる人がお前しかいない』だった」
辞める従業員が多いため自然と古株になるも、扱いはかなり雑なようだ。女性が異動させられる部署は、必ずしも女性が得意とする仕事ではない。
「向いてない仕事を任されることが多く、次の異動理由が『適材適所で、今の仕事はこのできるパートにさせる。いつになったら会社のために働くのか』と言われ、意識とモチベーションがダウンした」
厳しい言葉をかけられた女性は、「学校を卒業してからここにしか勤めてないから、これが正しいのか正しくないのかわからない自分が嫌になって、辞めようと決めた」と綴っている。