あるアニメ制作会社のブラックな労働実態 「8割ダメ出しされ、罵倒されて涙ダーダー流しながらデータを直しました」 | キャリコネニュース
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あるアニメ制作会社のブラックな労働実態 「8割ダメ出しされ、罵倒されて涙ダーダー流しながらデータを直しました」

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アニメ好きにとってアニメーターは憧れの職業だろう。クリエイティブ職の40代女性(東京都/年収500万円)は、そもそもブラックで有名だったというアニメ制作会社に入社。実は業界の人から「そこへは行くな」という忠告を受けていたという。そこで経験したブラックな実態を明かしてくれた。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

入社初日は昼食ナシで待機、仕事は19時半から始まった

CG制作やアニメーションを手掛けるその会社は、女性が入社した初日からすでにブラックな一面をのぞかせていた。

「入社初日、セキュリティのかかった小会議室で事務的オリエンテーションが終わり『待っててね』と現場スタッフに引き渡しを待たされてから1時間半待たされた。その区画から出るセキュリティーカードもない、事務の人の名前も知らない。その間、外にも出れない、暑い日で水分補給もできない。昼休みの説明もなく、昼食ナシ」

やっと解放されたと思いきや、すぐに会議~PC環境設定等を行い19時半くらいから具体的な仕事の説明が始まったため、女性は内心「えぇ~、今から?初日なんだから帰らせて~」と思ったという。

驚愕の離職率…25~30人のチームは1年で53人が退職

実際に業務が始まると、ブラックな労働環境の現実が次々と明らかになった。

「仕事のスケジュールは新規のみでぎっしり埋まっていて、修正が入っても『リスケしない』って会社だった。メンター的な人の指導を受けながら作業し『これならチェックに出せる』という段階でチェックに出したところ、8割ダメ出しされた挙句、メンターの人に大罵倒された」

女性はアニメーターの仕事が決まる前に、父親が倒れ意識が戻らない状態だった。そうした中でこの状況。

「涙が止まらなくなって、ティッシュもなくて涙ダーダー流しながら、罵倒されながらデータを直しました」

と振り返っている。

ブラックな職場に耐えきれず、2か月で退職した女性。その後他の人に話を聞くと、1チーム当たり25~30人の職場で、1年で53人が退職していたことがわかった。「もちろん辞めて正解だった」と心境を明かしている。

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