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女性研究者を見下す男性上司「結婚しないとね。僕としよう」などハラスメントも

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「女性だから」と性別だけで見下されることがある。とある大学に勤める岡山県の50代女性(教育・保育/正社員・職員/年収600万円)は、

「『これだから女は……』という枕詞をつける男性上司」

の言動に、複雑な感情を抱いているようだ。(文:コティマム)

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「学生に女だからと甘く見られないように」

女性は「男性上司に業務で相談した際のことです」と語る。内容は「学生からの相談を受けて、どうすべきか」というものだった。そのとき返ってきた言葉は

「『これだから、女は感情で~』とか『学生に女だからと甘く見られないように~』との助言。『ん?何で?』とも思いましたが、それがその方の考え方の根底にあるんだなと」

と上司の考えを冷ややかに読み取った女性。さらに別の男性上司についた時は、「その上司の部下にあたる若手の女性職員からも相談を受けた」という。

その男性上司は若手職員に対して、「女性研究者として生きるのに、結婚しないとね。僕としよう」などの発言があったという。立場を利用したセクハラ、アカハラ(アカデミックハラスメント)だ。

「上司は家庭がうまくいかない状況らしく、若手は、本当に気持ち悪くなったと……。それまでは研究の相談などをしていたらしいですが、いつからか距離が近くなったような感覚で、『僕しかこの研究はできないんだよね。女性ではひらめかないでしょ』などの発言があったらしいです」

根本的に女性の能力を低く見る男性上司たち。女性は 「まだまだ『男性だから、女性だから』の考え方が残っているのかなと感じます」と残念な気持ちを綴っている。

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