都内自転車利用者の4割以上が盗難被害経験アリ 「鍵のダイヤル4桁のうち1桁しか変えていなかった」という人も | キャリコネニュース
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都内自転車利用者の4割以上が盗難被害経験アリ 「鍵のダイヤル4桁のうち1桁しか変えていなかった」という人も

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au損害保険は4月12日、自転車の盗難に関する調査結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、東京都在住で週1回以上の自転車利用者1200人から回答を得た。「自転車を盗まれたことがある」という人は40.9%という結果となった。

盗まれた自転車 「付属の鍵のみ施錠していた」が最多

盗難被害経験者に、盗まれた自転車の車種を尋ねたところ「シティサイクル」(76.2%)が最多。また、盗まれた自転車は購入してからどれくらい経っていたかを尋ねると「3年以上」(45.8%)が最も多く、次いで「1年~3年未満」(27.3%)、「6か月~1年未満」(14.5%)「6か月未満」(12.4%)となった。高価・新品かどうかなどはあまり関係ないことがうかがえる。

盗まれたときの状況は「駐輪場等に長時間駐輪していた」(35.8%)が最多。次いで「自宅」(33.4%)、「買い物中などのわずかな間」(27.5%)と続いた。

盗まれた自転車の施錠の有無を尋ねると「付属の鍵のみ施錠していた」という人が66.8%で最も多く、「施錠していなかった」(24.2%)、「付属の鍵のほか補助鍵で二重に施錠していた」(9.0%)と続く。自転車の盗難を防ぐには二重に施錠することが重要だといえそうだ。

盗難時のエピソードとして次の回答が寄せられた。

「病院の駐輪場に駐輪していた際に盗難された。普段はポールなどにくくり付けて施錠していたが、近くになかったため自転車のみに施錠をしていたところ盗難された」(30代男性)
「駅の近くの駐輪場に鍵をして置いていたが、鍵を壊され盗まれた」(20代男性)
「自宅マンションの駐輪場に止めていたところ、鍵のダイヤル4桁のうち、1桁しか変えていなかったため、盗まれました。すぐに交番へ盗難届を出し、防犯登録していたこともあり、約一か月後に見つかりました」(40代男性)

自転車利用者の中で、「防犯登録をしている」と回答した人は93.2%。しかし、防犯登録が有効となるためには、

「住所・氏名・電話番号を変更した場合、変更申請が必要であること」
「有効期限があること」

などが挙げられる。その条件を伝えた上で改めて聞くと、防犯登録できている人は81.8%で、防犯登録していると思っていた人のうち12.3%は実際には登録できていなかった。防犯登録のルールを今一度確認したほうが良さそうだ。

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