男性は、入社するや否や目の当たりにした会社の散々な体質を振り返った。
「新入社員研修では他社批判を聞かされ続け、接客ノウハウは精神論、論理より実践主義でド新人を接客させる、そんなまさに昭和世代で体育会系な職場に10年間居ました」
「台風や大雪でも出社は当たり前。当日100キロ以上離れた他店舗に急遽応援に行くこともしばしば」
と大変だったことは挙げれば切りが無いようだ。台風や大雪では客も来ないような気がするが、冷静な判断が難しい会社だったのだろう。
男性は「食らいつきながら管理職まで行きました」と努力を語ったが、そんな頑張りも報われた気がしなかったようで
「給料は平社員と月2万しか変わらず、上司の評価は『いかに気に入らない人材をクビに出来るか』が評価基準。そりゃ離職率が上がります。辞めて本当に良かったと思っています(笑)」
と退職後の清々しさを書いていた。