20年ほど前、タバコを巡るルールは今よりもずっと緩く、場所を選ばず吸えてしまう状況だった。もちろんそれは面接中も例外ではない。キャリコネニュースには、そんな時代の「思い出話」が寄せられている。(文:草茅葉菜)
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「自分1人タバコを吸いながら面接を行っていた」
東京都の40代男性(サービス・販売・外食/正社員・職員/年収500万円)は、「もう25年も前ですが…」と語り始めた。
料理学校の学生だった男性は、卒業後の就職先であるレストランの面接に勤しむ日々を送っていた。
「あるレストランでの面接時、20分ほど待たされてから支配人が大変不機嫌そうに入室するやいなやタバコに火を付け第一声。『で、今日は何しに来たの?』」
男性は「フーっとタバコをくゆらせ下から舐めるように見定められてる気がし、ガクブルになった思い出」と綴る。「募集してたから伺ったのにひどい面接でした。もちろんこちらからお断りさせていただきました」と当時を振り返った。
また、千葉県の60代男性(サービス・販売・外食/契約社員/年収350万円)も、
「20年ほど前に(某有名企業の銀座店で)中途採用面接を受けた際、面接官である社長が30分くらい遅刻してきた。特にその事を謝罪するでも無く面接が始まったが、自分1人タバコを吸いながら面接を行っていた」
と当時の光景を振り返る。遅刻とタバコはデフォルトだったのだろうか……。男性は「有名な企業だったが、こんな会社で働きたく無いと思った」と率直な思いを綴った。
【シリーズ:失礼な面接官たち】