男性は、学歴は「必要」と回答しつつ
「逆に、学歴が輝かしい者ほど、組織からの期待が大きい反面、上司や組織からの期待に沿えない場合は、そのマイナス評価は甚大である!」
と学歴だけに頼る危険性を指摘する。対する企業や組織の判断基準については
「学歴のみで人材を判断するような、上司や組織はろくなものではない。社会で最も大事なのは、人間性、社会性、コミュニケーション能力、生き抜く精神力である」
と持論を展開。その上で、
「学歴が、全く必要ないと言っている訳ではない。その中身が、重要なのである。何をどれだけ学び、会得し、それを社会に於いて実践出来るかだ!ただ、なんとか超一流の大学・大学院を卒業し、学費の領収書としての卒業証書を持っているだけの、社会や人生の落後者のどんなに多いことか」
と手厳しい。さらに「これからの日本社会、いや国際社会は、昔の高度成長期とは、天地の差ほど違う」として、この先の未来を生き抜く心構えをこう説いている。
「これからの厳しい社会・人生を生き抜いて行くには、学歴で問われる学力・知識など、過去の産物と思っていた方が良い。学歴がなくとも、社会で成功している人物は、大勢いる。学歴に胡座をかき、また、学歴で人を判断するような人材は、無用の長物でしかない」
東大院卒という自身の学歴に「満足も不満も無い」という男性は、最後に「真の学歴」について
「偏差値や知名度で判断される学歴は真の学歴ではない! どこの大学・大学院を卒業しようとしまいと、本人の絶え間無く学び続ける努力と忍耐こそが、真の学歴と考える」
と熱弁をふるっていた。