新卒でブラック企業に入社してしまった男性「上司からの暴力・暴言のパワハラ、人格否定」 | キャリコネニュース - Page 2
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新卒でブラック企業に入社してしまった男性「上司からの暴力・暴言のパワハラ、人格否定」

男性が新卒採用されたのは「某大手のホテル経営の会社」で、「調理師関連の仕事」に就いたという。しかしその調理師の現場は、ブラックそのものだった。

「入社後3か月目くらいから、直属の上司からの暴力・暴言のパワハラが始まりました。次第に委縮してしまい、仕事でのミスが増え人格否定も加わり始めました」

「職場の他の先輩たちも笑って見ていたり、一緒に目の前で悪口を言われたりと、とても劣悪な環境でした。その部署の役職者がほとんどそういった方たちだったので、新しく入ってきた方もすぐに辞めてしまうような環境となっていました」

パワハラ上司や助けてくれない先輩の中では、萎縮してミスが増えるのも無理はない。また、新人である男性は上司の命令に従うしかなかったようで

「他の上司からは、タイムカードを切った後に仕事もないのに他の先輩方が帰るまで残るように言われたり、強制的にその方の居残り練習に付き合わされ、毎日終電で帰っておりました」

と強制的に長時間労働もさせられていた。「当時は、逃げたい思いと辞めた後の不安で挟まれ、とても苦しい毎日を過ごしていました」と振り返る。

男性は新卒社員だったこともあり、当時は「これが社会なのだ」と思っていたという。

「自分が弱いからこうなってしまうんだ、という考え方になっておりました」

社会人になりたての頃は、環境がブラックでも自分を責めてしまうこともある。男性は無事に転職し、現在は営業職で働いている。

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