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悲惨!アパレル業界の自爆営業「毎月5~8万は自腹で購入。一番の太客は店員達(笑)」

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華やかに見えるアパレル関係の仕事。憧れを持つ人も多いだろう。そんな仕事を即行で辞めたという声が寄せられている。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「客には50%か90%で販売するのに、社販は定価から3割程度の割引率しかない」

50代女性(千葉県/医療/年収200万円)は、アパレル販売員を半年ほど続けたのちに退職している。その理由は

「手取りは20万前後。1年契約の契約社員でも毎月の販売ノルマを達成できないと更新なし。制服として棚にある最新服を着るよう指定される。在庫の叩き売りで客には50%か90%で販売するのに、社販は定価から3割程度の割引率しかない。売れない店舗に配属されると、毎月5~8万は自腹で購入。一番の太客は店員達(笑)。かなりの金額を自社製品につぎ込んだ挙句、上司からは『店の家賃、光熱費も稼がない給料ドロボー』と罵られる」

女性は、「安定を求めて医療系に転職したら、給料が安すぎ。30年近く勤めても、手取りはほとんど変わらない」と、転職後の仕事にも不満を漏らしていた。

別の50代女性(福島県/事務・管理/年収250万円)は、メンズ服の販売の仕事を2か月で退職。その理由は「20代のパワハラ上司、着れなくても履けなくてもスキル上げて売れ!!が当たり前の毎日」だったからだという。退職後は

「超満足!!売り上げ確保のために買い物もしなくていいし、鬼上司の顔を見なくていいので、精神的にも安定しています」

と、前向きに綴っている。女性店員が自社のメンズ服を買って売り上げを確保しなければならないのは悲惨だ。そもそも自爆営業の強要は違法ということを忘れてはならない。そこを改善しない限り、アパレル業界はブラックなままだろう。

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