手取り13万円、介護職の女性「責任は重いし、身体も頭もかなり使う。給与と見合ってない」 | キャリコネニュース
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手取り13万円、介護職の女性「責任は重いし、身体も頭もかなり使う。給与と見合ってない」

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高齢化が進む日本において、介護職の重要性は今後ますます高まっていくと考えられる。しかし現状、介護職の待遇は決して良いとはいえないようだ。介護の現場で働く40代後半の女性(宮城県/既婚)は、

「契約社員で日勤のみですが、利用者様に対する責任は重いし、身体も頭もかなり使う。サービス残業も。レクリエーションなど、休日に仕事の準備。給与と見合ってないと思う」

とこぼす。ちなみに女性の給与は年収200万円、手取り月13万1000円ほど。施設には業務量に見合う賃金をきちんと払ってほしいものだが……。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8

「貯めたいけど、現実は服も買えない、美容院も年1回」

女性は「介護職はやりがいがあるので好きだけど、金銭的にかなりつらいです」と訴える。

「国が処遇改善手当を出していても、施設に任せてるため満額はもらえないし、ボーナスのように渡される。(手当をどうするかは)経営次第らしい」 「正社員は給与が良いらしいけど、本当に一握りしかなれない」

あまりの薄給ぶりに、女性の将来に対する不安は募るばかり。また、近頃の値上げラッシュも相当にこたえている。女性は、

「孫が生まれたし、子どもに迷惑をかけないよう少しでも(お金を)貯めたいけど、現実は服も買えない、美容院も年1回。物価高で追い討ちかけられてる状態です」

と厳しい現状を明かしていた。

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