「トイレへ行ける人数が決まっている」コールセンターを3か月で辞めた女性 | キャリコネニュース
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「トイレへ行ける人数が決まっている」コールセンターを3か月で辞めた女性

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コールセンターの仕事は「トイレ事情」が過酷なことが多いようだ。ある20代女性(福岡県/営業/年収300万円)は、コールセンターで働いていたときの経験を

「田舎のコールセンターはやはり人権や人の尊厳を無視するような職場が多かったです。今は辞めて働きやすい会社にいます」

と振り返る。しかし女性の知人には、それを上回る過酷な状況で業務をさせられていた人がいるという。(文:林加奈)

「画面上に〇印がついているときはトイレに行ってOK」×では禁止

膀胱炎になった方や間に合わずに恥ずかしい思いをされた女性も……」

その知人が働いていたコールセンターは、「1時間にトイレへ行ける人数が決まっていた」という。

「パソコンで離席やトイレに行く人数を管理されており、画面上に〇印がついているときはトイレに行ってOK、×印が付くとトイレの枠が埋まっているか、待ち呼(編集部注:オペレーターが受電できず、顧客が繋がるまで待機している状態)が鳴っているかのどちらかなので、トイレ禁止でした」

従業員の生理現象を制限するとは、女性目線で言わせてもらうとそのような職場は1日でも早く辞めたくなる。実際に弊害も起きていたようだ。

「女性なので、突発的にトイレへ行かないと辛いこともあるのに、我慢させられて、中には膀胱炎になった方やレディースデーで間に合わず恥ずかしい思いをされた方もいらっしゃいました。女性が多い職場なのに」

その知人は派遣社員として働いていたらしく、派遣元や派遣先に何度も訴えても改善されることはなく労災すら下りなかったという。「この会社は人権を無視する会社なんだなと思い、すぐに辞めたそうです」とも明かす。当然の結果と言えるだろう。最後に

「『辞めて良かった、二度と働きたくない』と知り合いは言っていました。1日でも早く人としての生活ができるような職場になってほしいものです」

と希望を付け加え、投稿を締めくくっていた。

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