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面接で家族構成や宗教について聞かれて「不快でした」と振り返る男性

画像はイメージ

面接では家族のことや思想・信条など、聞いては行けないNG項目があるが、そうしたことをガン無視する企業も未だにあるようだ。福島県の30代男性(その他/年収100万円)は、ある企業の面接で極めて個人的な質問ばかり受けたという。(文:コティマム)

「職歴とは関係なく、家族構成と両親や兄妹、祖父母、親戚までの住んでる地域と、なんの宗教に属しているかの確認と犯罪歴の確認と、(躁とうつ症状などの)気分障がいまで、延々と2時間ほど聞かれました」

「職安に相談しました」

面接官は2人いて、1人が質問役だったが、「前職の退職理由や志望動機は一切聞かれませんでした」と振り返る。仕事にとって大事なはずの職歴や志望理由は聞かれず、ただただ身辺調査のような質問をされたのだ。

男性によると、その前から雲行きが怪しかったようだ。

「面接が始まる前に、『面接確認シート』という用紙に家族構成と両親兄弟の就業先と住所電話番号を記入し、宗教と前科歴、喫煙、気分障がい、女性なら妊娠してるかと書いてありました」

男性は「新卒入社の頃に他社で家族構成は聞かれましたが、個人情報を延々と質問されるのは不快でした」と面接の印象を振り返る。もっともな感想だろう。

「一応書類だけ写真を撮れたので職安に相談しましたが、『報告』ということで処理されました」

男性の通報もむなしく、今後もこうした質問は繰り返されるのだろう。

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