入社したばかりの会社で備品が消え容疑者扱いされてしまったら、仕事を続けるどころではないだろう。
東京都に住む30代男性(出版業・雑誌編集者/正社員・職員/年収300万円)は、仕事を辞める理由になった「入社3日目」の出来事を語った。(文:真鍋リイサ)
入社3日目に「会社の備品が所在不明になる事態が発生」し、「前日、それを使っていた私と、もうひとりの社員が容疑者に」なってしまったという。
「体調不良を理由に休み、労基に駆け込み」
「私の疑いはすぐ晴れたが、もうひとりの社員は社長から人格否定をされるレベルで嫌われており『見つからなかったら罰金』とまで言われていた」
前日利用していただけで犯人扱いとは酷い話だ。しかも嫌われると人格否定までしてくる会社だと分かってしまった男性。
「翌日、体調不良を理由に休み、労基に駆け込みその翌日退職届を添付したメールを送り、即日で受理された」
とスピード退職に動いた。これで一件落着かと思いきや……
「退職届をメールしたその日、会社の鍵など預かっていたものを返さなきゃと思っていた矢先『返さなければ法的措置もじさない』という脅しのメールが送られてきた」
何かにつけてケンカ腰の会社である。そんな脅迫めいたメールを送らなくても返却くらいするだろうに……。
男性は預かっていたものをその日のうちに送ったそうだが、
「着払いで送ってやろうかと思ったが流石にやめた」
と明かした。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
【即行退職シリーズ】