短期で辞めた新入社員が、またすぐ辞めるとは限らない 「次の職場では勤続15年」という人も | キャリコネニュース
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短期で辞めた新入社員が、またすぐ辞めるとは限らない 「次の職場では勤続15年」という人も

仕事辞めたい…

仕事辞めたい…

その会社が嫌なら辞めればいい、という考え方があるものの、周囲からは「簡単に辞めると辞めぐせがつく」などと言われて止められることもある。しかし最初の会社を辞めた後に、幸運にも自分に合った職場に当たり、長続きする人もいるようだ。

女性向けコミュニティサイト「ガールズちゃんねる」には、「今年、新卒で仕事を辞めた人」というトピックが立った。トピ主は今年新卒入社したばかりの女性だが、「心身ともに疲れ果て」2か月で辞めてしまった。そこで同じように辞めた人がいないか、辞めた人は今何をしているかを尋ねている。

ゆとり批判に加え「この先も同じことを繰り返す」と決め付け

しかし他のユーザーからは、2か月で辞めてしまったことに対する厳しい批判が相次いだ。中でも目に付くのが、トピ主が「ゆとり世代」だから安易に辞めたのだという声だ。

「ゆとり世代だからね」「ヤバイね」
「2か月かぁ、そこを乗り越えるかどうかなんだよね」
「せめて半年は頑張れなかったの?」

「3年しないと会社は元が取れないんだよ」と、採用コストを回収するまで辞めるなという人も。職場に「ゆとり世代」が入るようになってから「使う方も例年より苦労が数倍」になったというグチを漏らす人は、「早く辞めてもらいたい人が5~6人いる」という。

もちろん「ゆとりでもちゃんと働いてる人は働いてます」と世代によるレッテル貼りに憤る人もいるが、短期間で辞める人は、どんな仕事に就いても長続きしないと決め付ける声が大勢を占めている。

「すぐ辞める人って、何の仕事就いてもすぐ辞めると思う」
「長続きしない人って、この先も同じことを繰り返すような気がします。楽な仕事なんてありません」

見切る勇気も必要「次の仕事も続かないとは言い切れませんよ」

それでも、トピ主のように最初の会社を早々と辞めたものの、その後に自分に合った職場と出合って長続きしている人も少なからずいた。「どうせすぐ辞める」とは限らないのだ。

ある女性は最初に入った会社で、「自分がやっていないミス」について連日上司に怒られた。「このままいると病む!」と思い、入社2か月ほどで逃げるように辞めたと振り返る。

退職当時は自分を責めたが、中小企業から東証一部の会社に転職を成功させて4年目。「今は辞めて良かったと思えます」と明かしている。

入社3か月で辞めた人も、2か月後に別の会社に入りなおし、今年で勤続15年を迎えている。「すぐに見切りつける勇気も必要だと思います。すぐ辞めたから次の仕事も続かないとは言い切れませんよ」とトピ主にエールを送っている。

ある女性は、証券会社の同期が2か月で辞めた後、都銀の契約社員に応募して採用され、その後正社員登用。楽しそうに仕事をする姿を、羨望のまなざしで見ている。

「辞めずに働いてた私たちは営業で毎日ヒーヒー言っていたけど、その子は事務員さん。ちょっと羨ましかったかな」

ポイントは「早期退職の理由を説明できること」か

今春入社して2週間で辞めたという人は、その後働きたかった会社から内定を貰い、楽しく働いているという。面接では社長から退職の理由を詳しく聞かれたが、後ろめたさがなかったため堂々と答えたとのことだ。

「前の会社より年休が20日多く、毎月のお給料も7万アップしていいことばかりです」

早期離職では理由を言えるかどうかが重要なポイントのようだ。トピックでは他にも「新卒ですぐやめたけど、ハローワークには仕事がめっちゃたくさんあるから大丈夫だよ」「今は第二新卒の求人もあります」と具体的な職探しのアドバイスも出た。

仕事を苦に若くして心身を病んだり、自殺する人もおり、トピ主の判断を「間違ってないよ」と言う人も。「苦しかったら逃げればいいんだよ!」「また新たな道に進めばいいと思うな」と背中を押していた。

あわせてよみたい:入社3か月目で「死ぬほど辞めたい」

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