「ある日、部下が突然無言で殴りかかってきました」 上司に直訴するもお咎めなしで…… | キャリコネニュース
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「ある日、部下が突然無言で殴りかかってきました」 上司に直訴するもお咎めなしで……

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職場で気に食わないことがあると暴力を振るってくる人は明らかにやばい人だろう。大阪府に住む40代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収400万円)は、職場で度々暴行を受けていたという。(文:ミッチー)

「過去の話ですが、ある日私の部下への指導法や作業のやり方が気に食わないと、突然無言で殴りかかってきました」

ただ殴られたというのではなく、突然無言で襲いかかってきたということが余計に恐怖を感じる。その場に居合わせた上司や同僚が止めたので、2、3回殴られただけで済んだとのことだが、さらに怖いのはその後の上司の対応だ。

「暴行の件はお咎めなし。 それから一ヶ月後、気に食わないと同様の暴行でもお咎めなし」

普通は上司から暴行社員にお灸をすえてもらいたいところだが、何もしてくれなかったとのこと。繰り返される暴行に、なぜ上司は助け船を出してくれなかったのだろうか。

上司の友達でコネ入社だった!

上司にお咎めなしの理由を聞いてみると、逆に「上の立場に居るからそれくらい我慢しないとこの先持たないよ」などと返されたという。矛先を向けるべきはそちらではないでしょうに!

実は、この暴行社員、上司の友達だったとのこと。しかも入社したのも上司のコネがあったかららしく、ずっと庇われていたのだ。

その結果、暴力行為が続くことに。半年後に再び暴力をふるわれた男性は、上司に何とかしてほしいと訴えた結果、やっと処分がくだった。普通なら懲戒解雇になってもおかしくないが、減給のみだったという。「聞き取り調査も加害者、被害者とも同席という有様」という杜撰な対応で、こんな対応だと殴られた痛みだけでなく、精神的にもきつい。

最終的には、「その扱いにストレスが溜まり仕事ができなくなり退職しました」とのこと。ただ、こんな職場、早めに辞めて正解だったはずだ。

さて、この話には、もう一つオチがある。

「彼は、私の仕事は簡単だから一人で余裕で出来ると言っていましたが、周りの手助けもなく一年経たずに逃げるように退職したらしいです」

この「彼」はおそらく暴行社員だろう。しっぺ返しを食らった結果にはなったということだ。

人の痛みも、周囲のサポートがないという苦しみも、自分がしっかり経験しないと分からないのだろうか。この体験談は過去のものとあったが、現代の職場からはこういった事例が一つでも少なくなっているといいなと思う。

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