「その言葉に半ば呆れながらも『まぁええわ、面接やろか』とやっつけ仕事みたいに始まる面接」
出鼻をくじかれながらも面接は始まった。ちなみにこの社長は当時、地元のラジオ局のある番組でトークコーナーを持っていたという。半ば有名人気取りだったらしく、始まるや否や
「自分、そのネクタイ地味やな~もっと目立つ色にせなアカンわ」
「そんや地味やから彼女もおらんやろ?」
「俺が出てるラジオ聞いてるか?」
などと言ってきた。「今の時代だってアウトな発言だらけ」と憤りをあらわにした男性。どうにも耐えかねたようで……
「段々とムカついてきたので、落とされるのを分かった上でこちらも高圧的にかつての仕事での人脈を自慢。そうするとやはり勘違い有名人のプライドが傷ついたのか『潰すぞ!』と言う始末」
「こちらも負けじと『誰がお前のラジオなんか聞くか?このアホが!言われた予定もおざなりに聞いてるやつの会社なんかで働けるか!』と応戦し面接は破綻」
ド直球の本音をぶつけて喧嘩状態に。もちろん最後はこんな結末となった。
「この時点で顔を真っ赤にした社長と私が『もうええ!』とシャットダウンし、面接強制終了」
部屋を出る際も「最後の退室の扉も壊れるぐらい勢いよく閉めて怒りのほどは計り知れなかったです」と当時の怒りの強さを綴った。なお、後日談として
「この会社も名前はあるみたいですが、当時の社長は辞めさせられみたいです(勇退でもなかったらしい)」
と報告している。投稿者もかなり過激ではあるが、いずれにせよ社長は経営者としてもいたらない人物だったようだ。
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【衝撃の面接シリーズ】