「東京弁を話されるのは不愉快。広島弁で話せないと困る」と人事に言われ…… ある男性の回想【後編】 | キャリコネニュース - Page 2
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「東京弁を話されるのは不愉快。広島弁で話せないと困る」と人事に言われ…… ある男性の回想【後編】

入社後、男性と同期の2人は、なぜか定期的に人事課の主任に呼び出されていた。その内容というのが、

「きみたちは広島の人間でないのだから、広島弁で話せないと困るのだよ」
「特にきみ(男性)は東京の人だから、東京弁を話されるのは非常に不愉快だ」

というもの。地元愛を売りにしている会社なのだろうか。西と東だと言葉のアクセントが違うことも多く、無理に方言を使うと地元の人間は違和感を覚えるだろう。付け焼刃の広島弁を使っても好感を得られないと思うが……。

「私と同期(愛知県出身)は強く指導され、『日本に住んで日本人なのに言葉の壁があるのか』と溜息をつく日々が続きました」

これがきっかけで会社への不信感が募った。さらに「残業大好きな上司との仲の亀裂」などもあり、入社後3か月で退職したという。人格否定をしてきた会社を蹴って入った先がこれとなると、なんともやるせない気持ちになる。

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