パワハラ社員に反撃した派遣男性「机をバン!と叩いて“少し黙っててくれませんか?”と返し、黙らせた」 | キャリコネニュース - Page 2
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パワハラ社員に反撃した派遣男性「机をバン!と叩いて“少し黙っててくれませんか?”と返し、黙らせた」

Aのパワハラは日々の小言だけに留まらなかった。ある日、男性は仕事先の現場にいるときにAから「この給料泥棒!」と頭ごなしに言われ、さすがに「堪忍袋の尾が切れました」という。しかし男性は感情に流されて直接Aに言い返すようなことはせず、

「派遣元の担当者に、その旨(Aの発言)を一言一句伝え、派遣会社から派遣先へ苦情を出してもらいました」

と大人の対応に努めた。これで派遣先が対処してくれたらよかったのだが、驚くことに派遣先は理解を示すどころか、さらに男性を追い詰めるような人事を出してきたという。

「派遣先の新たな営業所がオープンし、あろうことかその社員Aと同じ部署になってしまいました。これはきっと僕を追い出すつもりの措置だと思いましたね。案の定、その社員Aの横暴は変わらずでした。こちらが事務所で自分の仕事をしているすぐ脇で、わけのわからない小言をグチグチ言うものだったんで、机をバン!と叩いて『少し黙っててくれませんか?』と返し、黙らせました」

派遣期間はあと2か月ほど残っていたが、男性はあまりのストレスに「次は更新しない」と派遣会社に連絡。それに対する派遣先の対応も信じられないもので、男性は「派遣先から2か月残しで(契約)終了の通知を受けました」と明かした。

「後日談として、社員Aはほかの支店へ異動したようです。もう二度と会うことはありませんが、異動先ではおとなしくなっていてほしいものです」

諸悪の根源はAのパワハラ行為ではあるが、それ以上に派遣先の会社の誠意のなさには呆れてしまう。腹立たしくはあるが、契約期間を残して早々に縁を切れたのは、むしろよかったのではないだろうか。

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