他人の引換券で人気ゲームを買おうとしたクレーマー、1時間も対応した男性店員が思うこと | キャリコネニュース
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他人の引換券で人気ゲームを買おうとしたクレーマー、1時間も対応した男性店員が思うこと

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忙しい時に限って、厄介ごとはやってくるものだ。愛知県に住む30代後半の男性(サービス・販売・外食)は、ゲーム販売店で働いていた際に、クレーマーの対応に追われて大変だったという。(文:ミッチー)

「当時人気のあった狩猟ゲーム」の発売日のこと。ゲームを購入するためには、事前の予約で引換券をもらい、当日には券を持って入店する必要があった。しかし、そのルールを守る気がさらさらない客が、電話口でとんでもない注文をしてきたのだ。男性はその時の状況を振り返った。

休みの店長まで呼び出し→本社から再教育をするよう叱られる

電話の客はまず「商品を送ってほしい」という。さらにおかしいのは、その客は予約した本人ではなかったことだ。

「交換券をネットか何かで購入されたようで、ご予約者様とは違う方からのお電話でした」

そこで男性は、「本人確認ができないと(商品を)お渡しできません」と伝え、個人宅への発送も行っていないと客に説明した。

人気ゲームの発売日で忙しい中、男性は早く電話を切りたかっただろうが、客はなかなか納得してくれなかった。

「相手側(電話の客)はヒートアップ…1時間もの間ご説明をしたのですが、ご理解頂けず、(中略)電話に掛かりっきりになってしまい、業務の妨げになってしまいました」

男性はやむなく休みの店長を呼び出し、対応してもらったそうだ。

ところが、話はこれで一件落着とはいかない。一連のできごとを受けて、「本社から『再教育するように』とお叱りを受けました」というのだ。

男性は、当時の状況を振り返り、「サービスの範疇を超えての業務はしなくても良いはずなのですが……」と嘆いた。いったいどう対応したらよかったのだろうか。考えても答えはなかなか出なさそうだ。

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