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保育園で内部告発したら副園長が「誰だ!」と激怒した話

画像はイメージ

管理職という責任ある立場の人間が偽装や虚偽の報告をしていたら、部下という立場上、見て見ぬふりをする人もいるだろう。大阪府に住む50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収250万円)は勇気を出し、内部告発したことを明かした。

勤務先は保育園で、転職して1年目だという。そこには、

「子どもたちの命を守ることが重大な仕事と理解されていない管理職」

がいるそうだ。(文:真鍋リイサ)

指導が入ると「誰だ! 信頼関係で園は出来ているから内部告発しないでくれ」と激怒

「この園は避難訓練をしない園でした」

女性によると実際には「1年に2回以上」の避難訓練を行わないといけない決まりになっているにもかかわらず、

「2回目の避難訓練日はやったことにして、副園長が若い職員に記録を書くように示唆。すごく危機を感じた」

子どもたちの命を預かる保育園で、責任ある立場の副園長が指示したというのだから驚きだ。女性は見過ごすことができず、市の保育室に匿名で「避難訓練をしないし、したことにして記録を取っている」旨を報告したと明かす。

「すぐに指導が入った様子で、副園長は激怒。『誰だ!』と『 信頼関係で園は出来ているから内部告発しないでくれ』と怒っていました」

信頼や評価は後からついてくるもの。失いたくないなら自らの行動を改めることが先だろう。

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