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冷房禁止!毎日誰かが熱中症で倒れる職場を1年耐えた30代男性が思うこと

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蒸し暑い日が続く夏場に、冷房をつけずに働かせるのは殺人行為ではないか。東京都に住む30代後半の男性(エンジニア【機械・電気・電子・半導体・制御】/年収400万円)は、冷房禁止という劣悪な企業にかつて勤務していたという。(文:ミッチー)

自動車部品製造業で機械オペレーターとして働いていた男性は、当時の職場の労働環境について「劣悪の一言」だったという。電気代を節約するために「夏は冷房禁止、冬は暖房禁止」だと決められていたそうだ。

その結果、「熱中症で毎日誰かが倒れてました」とのこと。

「誰が最初に冷房や暖房にスイッチを入れるか、チキンレースをやるくらいです」

命の危険にさらされるくらいなら、臆病者扱いされた方がまだましだろう。

また、「空調も止まっているので、油煙と粉塵が舞い上がっており、1日仕事をすると耳や鼻の中が黒く」なる環境だったという。

退職までの間に健康保険や国民年金などを勝手に切られた

人間関係も「ギスギス」していて、かなり悪かったようだ。「社長の独裁」企業で、「社長の兄弟が長期間無断欠勤してもお咎めなし」。その尻拭いをさせられるのは同じ部署の人間で、「サービス残業」で埋め合わせをさせられていたそうだ。

給料は「実家暮らしであればなんとか生活できるレベル」くらいで、基本給がまず低かったという。「皆勤手当て」などがあるものの、投稿者が言うには「よくわからない時代錯誤な手当て」で「有給があると手当てが減るので、有給もまともに使えない」状況だったと語る。

「残業代を稼がないと生活できないレベルですが、残業すると、社長の手下の工場長がネチネチとなぜ残業したのか、残業しないでできないのかと足止めしてきます」

そんな会社を入社半年ほどでおさらばすることに決めた、投稿者の男性。結局、入社から1年後に無事退職でき「自由の身になれて晴れ晴れ」したと心の内を述べている。

しかしそんな中でも、退職する際にまた会社の劣悪ぶりが垣間見えるエピソードがあった。「辞めると決まってから退職までの間に健康保険や国民年金などが勝手に切られた」そうだ。

そんなひどい扱いを最後まで受けながらも、なんとか耐えた男性。「次は絶対に良い会社を見つけてやるぞという決心が強く身に付いた」ことで、「辞めるまでの期間も嫌がらせもへっちゃら」と語る。

はたして男性は良い会社を見つけられたのだろうか。少なくともここまでひどい会社はそうそうないはずなので、次はどんな会社でも天国のような環境だと思えそうだ。

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