自分の歓迎会で会費を徴収されることは普通はないだろう。しかし例外もあるようだ。(文:ミッチー)
栃木県に住む50代後半の男性(サービス・販売・外食/年収600万円)は、3月1日に某企業の地方の研究所に事務職で入社。3月下旬には、4月1日付けで研究所を異動で離れる人も含めて、歓送迎会が開かれたそうだ。
入社したばかりの男性は、歓送迎会の主役であるにもかかわらず、他の参加者と同様に会費を徴収されてしまったという。一体、どういうことだろうか。
男性が会費を払っていることをほとんどの人が知らないまま
男性の職場では「異動者には、記念品を渡すのが通例」となっており「その記念品代に、歓送迎会の出席者の会費の一部」が充てられるそうだ。
男性によると「この時は、異動者が多かったため、いつもより記念品代にお金がかかった」ようで、男性ともう1人の新人が、どちらも会費を徴収されたという。
つまり、入社1か月足らずの新人が異動者への記念品代を負担したことになる。中にはほとんど面識すら無かった人もいるのではないだろうか。
しかも、男性が会費を払ったという事実を「ごく一部の人しか」知らないとのこと。逆に言えば、ほとんどの人が男性は無料で参加していると思っているのである。とはいえ、自分から「今日の会費は払いましたよ」なんて言い出せるわけもないだろう。
男性はこれまで何度か転職して、歓迎会を開いてもらったが、
「自分の歓迎会に会費を徴収されるという非常識なことは、これが初めてでした」
いきなり出鼻をくじかれることになった男性の、行く末が心配である。
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